大韓民国で活躍する写真家 林香子さんの写真展のご案内です。
写真家 林香子さんは、若かりし頃に日本に留学され写真家 藤井秀樹に師事し
写真の勉強されました。その後、大韓民国にて写真ビジネスにおいても成功されていらっしゃいます。
展示期間 : 2024年2月21日~29日(木)
展示場:省谷美術館(ソウル鐘路区慶熙宮ギル42)
オープニング:2024年2月21日(水)午後5時~
“… ここに出てくる樹木や岩や土や空や水には彼女自身の心境が反映されているように思われる。これらの作品のうちのいくつかは、林香子自身のセルフ・ポートレートという側面をもっているのではないだろうか。” 飯沢耕太郎、写真批評
“… このような余韻は現実と重なり合い、見るものに超現実の境地を体験させる。それは光と闇の境界で生きることの真実であり、真の芸術の魂として達生の境地を経験させるアリアドネの糸のようなものである。” 李京律、写真美学、中央大学教授
“… 1980年代に風景に対する新しい解釈を示した林香子は現代性に対する自覚を持ち、それに対する写真的な方法論を追求し持続させてきたという点でモダニスト写真家と呼ぶことができるだろう。” 李景民, 写真アーカイブ研究所, 韓国写真史
“… 完全にも永遠にもなりえないものにある種の秩序を与えようとした「コスモス」以来、40余年の沈黙の末に発表される今回の作品に彼女は「神話」というタイトルをつけている。この連作は、冥界を支配する神々の物語である。” 金升坤、写真評論
● 個展
1982 一期一会、ニコンフォトサロン、東京
1982 孤影、福岡市立美術館、福岡
1982 ある芸術家の肖像、徳寿美術館、ソウル
1983 コスモス、同徳美術館、ソウル
2024 神話、省谷美術館、ソウル
● グループ展
1983 韓国女性写真家展、ハンマダン・ギャラリー、ソウル
1993 韓国現代写真展、ソウル・アート・センター、ソウル
1997, 1998 ソウル・フォト・フェスティバル、ソウル市立美術館、ソウル
2021 韓国女性写真史展、ソウル市立美術館、ソウル
2022 プリントされた世界展、ソウル市立美術館、ソウル
● コレクション
ソウル市立美術館、福岡県立美術館、ミュージアム韓美